今年は暖冬の影響で花粉症の症状が出るのが
早い方が多いかと思います。
皆さんは花粉症の症状の対策をどのようにしていますか?
薬や漢方の服薬、マスクや眼鏡の着用など
対策は様々されているかと思います。
実はそれだけではなく、食事の内容を気を付けるだけでも
花粉症の症状緩和に繋がることがあります。
そもそも花粉症はアレルギー反応ですので
その反応を抑えてあげれば症状も出にくくなってきます
症状を抑えるのに必要なのが免疫です。
免疫系統はこの3つに分けることができます
第1防衛ライン・・・皮膚、粘膜、腸内細菌
第2防衛ライン・・・自然免疫(マクロファージ、顆粒球)
第3防衛ライン・・・獲得免疫(リンパ球)
今回お伝えするのは、第1防衛ラインです
第1防衛ラインは、主に外皮のことですが
詳しくいうと、消化管、気道、眼、鼻、泌尿器、生殖器の粘膜です
これらの粘膜層には
〇タイトジャンクション
〇ムチン
〇SigA(分泌型免疫グロブリンA)
と言われる3つのバリアがあります
このバリアが強固であればあるほど
アレルギー症状を抑えることがきます。
このバリア機能を高めるためには・・・・
◆水溶性食物繊維
◆グルタミン
◆ビタミンA
の栄養素を摂る必要があります
〇水溶性食物繊維
タイトジャンクションの強化とムチンの産生を行う
〇グルタミン
皮膚粘膜の構成要素でもある、タンパク質を増加させ、
タイトジャンクションの結合を強化し、SigAの分泌も増加する
〇ビタミンA
SigAの原料で、抗体の生成には必須の栄養素です
他の栄養素が十分であっても、ビタミンAが欠乏することでSigAの
分泌能力は低下します
食べ物で言うと・・・
水溶性食物繊維・・・ワカメ、ひじき、大麦、オクラ、こんにゃく、長芋など
グルタミン・・・大豆、小麦、肉、魚
ビタミンA・・・レバー、にんじん、ホウレンソウ、かぼちゃ
この3つの栄養素を摂取することで
組織の粘膜が強固になり、アレルギー反応(花粉症の症状)を
緩和させることができます!
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