メディカルフィジオラボです。
今回はダイエットを始める前に大切なことをお伝えてしていきたいと思います。
ダイエットを開始するにあたって・・・
・血糖値を適切に維持すること
・副腎機能が正常であること
・貧血がないこと
・甲状腺機能の低下がないこと
この4点が大前提となります。
特に今回は、血糖値と副腎についてお話を進めていきましょう。
「副腎疲労」
聞き慣れない言葉かもしれませんが、当てはまる方は多いかと思います。
副腎疲労の代表的な症状として以下のようなことが挙げられます
・コーヒーやエナジードリンクをよく飲む
・寝たのに疲れが取れない
・朝起きるのがつらい
・甘いものがないとキツい
・食後に強い眠気がある
・塩辛い物、味付けが濃いものが好き
・息切れしやすい ・・・・など
(項目としてはまだまだありますが、今回は割愛)
副腎の働きとしては、血糖、血圧、水分量、塩分量などの体内環境を
良い状態に保つための恒常性(ホメオスタシス)に関わる臓器です
副腎ホルモンの働き
→交感神経の働きを優位にして血糖・血圧を上昇させる
(アドレナリン・ノルアドレナリン・コルチゾール)
低血糖と副腎疲労の関係
機能性低血糖
血糖値の落差による起こる反応→コルチゾール・カテコールアミンの分泌
→副腎疲労=慢性低血糖・慢性疲労
副腎が疲労し血糖・血圧を上昇できなくなった状態
反応性低血糖
食後の急な血糖値の落差
食事をする急激に血糖値が上がる→上がった血糖値は急激に下がる(低血糖)
この落差のことを「血糖スパイク」とも言います。
落差が大きい人ほど、食後の眠気が強い傾向があります。
このように、血糖値の急激な落差がある場合、血糖値をコントロールしようと
副腎からアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなど
血糖を上げるホルモンが過剰に分泌されます。
そのことにより、慢性的に副腎疲労へと陥り
血糖のコントロールができなくなってしまいます。
ダイエットにおいては食欲をコントロールするためにも
この血糖値を適切に保つということが、大切になってきます。
皆さんも、意外と副腎疲労かもしれません・・・
項目をチェックしてみてください!!
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